HAKOSHOP 高大連携事業(函館大学&函館商業)
令和3年 9月15日(水)に、「地域観光フィールドワーク」~マイクロツーリズムによる函館西部地区の観光プラニング~を研究テーマに、オンライン(Zoom)で実施しました。今年度はコロナ渦で、思うような取り組みができない中、大学生の取り組みを参考に高校生が発信できる地域観光の魅力をフィールドワークによって発見し、発表を行う予定です。
今年度は、販売実習やコラボ商品開発などができない中、さんフェア埼玉全国商業高校生リテールマーケティング・コンテストやおにぎりアイデアコンテスト等にHAKOSHOP生徒は取り組んでおります。
バニラ・エア株式会社 & HAKOSHOP 共同開発
機内食プロジェクトについて
2017年8月にパシフィコ横浜にて開催された、伊藤忠食品株式会社様
主催の商業高校フードグランプリ2017全国大会への出場時、本校の販売ブース
にバニラ・エア株式会社様の商品開発部兼インフライトサービス部の方が来店さ
れ、本校の自校開発商品や授業での取り組み、生徒の接客対応に興味を持ってい
ただいたことがきっかけで連絡を取り合うようになりました。
2018年の3年生を対象に、新規機内食メニューを共同で開発することが決定、
4月17日(火)バニラ・エア株式会社様より3名が来校し、事業がスタートし
ました。
生徒37名が6班に分かれ、それぞれが機内食について調査・研究。函館と成田
の距離的な隔たりを解消するため、Skypeを利用した会議を6回重ねました。
【Skype会議】
5月17日(木)に本校体育館にて行った発表審査会(プレゼンテーション大会)。流通ビジネス科全学年の生徒と保護者が見守る中、各班が5分の発表を行いました。
新聞社様や、NHK函館放送局様といった報道関係者もいる中、良い緊張感をもって
練習の成果を発揮することができたようです。
【発表審査会】
【グランプリ受賞】「ごろっと!ほっこり!スープカレー」
ターゲットは、搭乗割合がほぼ半数を占める台湾の20~30代女性に設定。「北海道を広め、より知ってもらいたい!」をテーマに、全国的に知られる存在
となったご当地グルメのスープカレーを発案し、搭載時期の12月~2月の冬に、
北海道のおいしい野菜がたくさん入ったあったかい商品を目指しました。
機内でスープがこぼれないような形の容器とすることや、より多くのお客様に
お召し上がりいただくためマイルドな辛さとすること、原価計算をして、予想販
売価格を算出するなど、これまで1・2年生で学んだ知識や技術を総合した点
が評価されました。
準グランプリは、「イカナポリタンパイ」。急遽つくられた審査員特別賞には、
商品をSNSで紹介したくなる「かぼちゃと牛乳の2層プリン」が選ばれました。
バニラ・エア株式会社商品開発部長から「お世辞ではなく、どの発表も、プレ
ゼンテーションが素晴らしかった」との講評をいただきました。
7月に、千葉県成田市にある機内食会社TFK様や、バニラ・エア株式会社様
の本社を1泊2日で訪れ、工場見学や数種類の試作品の味見をして、開発を進めて
いきます。
【集合写真】
搭載時期は平成30(2018)年12月から、翌年2月の3ヶ月間、国際線・
国内線の全路線で提供されます。
もっと詳しく→https://gourmet.hakobura.jp/news/20180601vanilla/
課題研究 調査研究グループ
HAKOSHOP 『はこしょっぷ』